妊娠糖尿病と診断されると病院からの食事指導で食事制限されるので辛いですよね。
でも妊娠中って食の変化もあって甘いものが食べたくなりませんか。
私は妊娠9週ほどで境界型妊娠糖尿病と診断されてしまい生活指導と毎食前と後の血糖値測定してました。
そして甘いものが食べたくて仕方ありませんでした。
栄養士から指導されていた私が妊娠中に食べていたおやつと、おやつを食べるときの注意点をお伝えしたいと思います。
妊娠糖尿病で辛かったのは食事制限
妊娠糖尿病と診断されれば病院で栄養士から食事指導を受けることになります。
普段の食生活から適度な運動などの生活指導までありました。
その中でも、妊娠中は甘いものが欲しくなって間食しているという相談をしましたが、やはり控えましょうとのこと。
甘いものを控えなければならない他にも、小麦やイモ類にも糖質が入っているのでこういった食事の制限が辛かったです。
ですが妊娠糖尿病だからと言って、甘いものを一切食べてはいけないというわけではありません。
食べるものや食べ方に気を付ければ食べられますよ。
妊娠糖尿病の私が妊娠中に食べていた甘いおやつ
妊娠中は毎日甘い食べ物が食べたくて仕方がありませんでした。
おやつを食べるならナッツ類や無糖のヨーグルトなどのほうが体にもいいということは知っていましたが、体が求めていたのは甘いものです。
妊娠糖尿病になった私が食べていたおやつをご紹介します。
ローソンの低糖質シリーズ
ローソンで販売されているものに低糖質シリーズのお菓子があります。
特にチョコチップクッキーが入っている「小麦ブランのチョコチップクッキー」を好んで食べていました。
低糖質で食べられるこちらの商品は、チョコチップ好きな私にとって甘いもの欲を満足させてくれました。
小腹がすいたときには、「ブランのバタースティック」をよく食べていました。
こちらもバターの香りがよくてほんのりした甘さが好きでした。
ORIHIROのぷるんと蒟蒻ゼリーカロリーゼロ
小分け包装になっていて少しずつ食べるのにとても重宝しました。
会社のデスクワーク中にもちゅるんと食べていました。
ゼリーなので食べたときの音も気にならなかったので、こっそり食べるのにちょうどよかったです。
なかでも白桃とぶどう味がお気に入りでした。
SUNAOのアイス
グリコが2017年に販売を開始したのがSUNAOシリーズです。
一つ当たりの糖質量が7.3g~9.4gとなっており、糖質の摂取量を気にせずにアイスを楽しむことができます。
バニラアイスも好きなので、これをドラッグストアで見つけたときには感動しました。
味もバニラビーンズが入っていて、普通のバニラアイスと変わらず食べ応えもあるバニラアイスでした。
他にもある低糖質のおやつ
今回紹介したもの以外にも、無印良品やシャトレーゼなどから糖質カットされたおやつが手に入りますよ。
簡単に紹介しますね。
無印良品
無印良品からは、糖質10g以下のお菓子シリーズが販売されています。
パンをはじめ、半生菓子、焼き菓子、チョコレートなどが約30種類とバリエーション豊かです。
パンやお菓子には必須である小麦粉の量を減らして、代わりに大豆粉を使用して糖質10g以下を実現しているそうです。
近くに無印良品のお店があれば、間違いなく通っていたと思います。
お菓子以外でもレトルトのチキンカレーなんかも有名ですよね。
シャトレーゼ
シャトレーゼからも糖質カットされたスイーツが販売されていますね。
しかもお手頃な価格でおいしいおやつが食べられます。
糖質70%カットされたアイスや糖質86%カットのチョコショートケーキ、どらやきなどがあります。
チョコケーキは砂糖の代わりにマルチトール(でん粉から作る麦芽糖を原料としたものでカロリーは砂糖の半分ほど)、小麦粉の代わりに大豆粉を使用しています。
そのため糖質を1個あたり4.9gに抑えることができているそうです。
他にも糖質82%カットのパンや、糖質88%カットのピザなんかもありますよ。
フルーツを食べるものおすすめ
低糖質なおすすめのフルーツは、いちごや桃、梨、りんごなどがあります。
フルーツは季節ごとにはなってしまいますが、そのときの旬のフルーツを味わえるということは幸せなことですよね。
おすすめフルーツの旬はこんな感じです。
おすすめフルーツ | 糖質量 | 旬 |
いちご(1カップ) | 約7.1g | 春(3月~4月) |
もも(中サイズ1個) | 約13g | 夏(7月~8月) |
梨(1個) | 約8.6g | 秋(8月~10月) |
りんご | 約19g | 冬(11月~2月) |
福島生まれ福島育ちの私としては、やはり桃は外せません。
ですが、梨は1個食べても糖質量が8.6gとかなり低いことに驚きました。
あんなに甘くておいしいのに。
好きなフルーツの中で桃と梨でトップ争いをしています。
結局は桃も梨もどちらもおいしくて好きなんです。
注意したいのがバナナやマンゴー、柿など糖質を多く含んでいるフルーツもあるということです。
バナナの場合だと100gあたりの糖質量が約21gとフルーツの中でもなかなかの糖質量となっています。
さらに缶詰などの甘いシロップに浸かっているフルーツや、ドライフルーツは控えてできるだけ生のフルーツをいただきましょうね。
おやつを食べるときに注意したい3つのポイント
甘いおやつを食べることは、妊娠中の私のストレスの発散のためでもありました。
楽しいおやつの時間にするために、注意したいことを3つお伝えします。
食べ過ぎない
いくら糖質が低いおやつとはいっても、やはり食べ過ぎないことです。
1日あたりのおやつを多くても200kcal以内としましょう。
普通のプリン1個、クッキーだと4~5枚でだいたい200kcalになってしまいます。
200kcalのおやつは少しずつ分けて食べて、毎日食べてしまうということは避けましょう。
あらかじめ食べる分のおやつを取り分けておき「今日はこの分量だけ」と決めてゆっくりと味わって食べることで食べ過ぎを防ぐことができます。
おやつを食べるタイミング
おやつを食べるタイミングにも注意しましょう。
食べる時間は、日中の活動的な時間帯である10時から15時の間がいいとされています。
夜、寝る前におやつを食べることは避けましょう。
軽く運動も頑張りましょう
「運動はしてますか?」と生活指導で言われました。
普段デスクワークなのでほとんど運動をしていませんでした。
やはり甘いおやつを食べたいときは、あわせて30分ほどの散歩をするなど適度に運動することが大切だそうです。
運動をすることで免疫力をあげて風邪などを予防することもできます。
ただしおなかが張ってきたり体調が悪いときは無理をせずゆっくり休みましょうね。
さいごに
妊娠糖尿病と診断されたときは、正直戸惑いました。
自分の好きなものを食べることに制限があったり、毎日血糖値の測定があったり、運動の習慣化などでストレスもたまりました。
ですが、このことをきっかけに自分の体の状態や体質を見直すことになりました。
妊娠糖尿病と診断されると赤ちゃんのことも考えて不安になると思います。
あまり抱え込まないで生活管理に役立てることができるんだとポジティブに考えて妊婦生活を楽しんでくださいね。