こんにちは、なないろ(@nanairo2796)です。
初めての妊娠はうれしいけど、出産が近づいてくると「陣痛の痛み」に耐えられるのかと不安ではありませんか。
特に痛みに弱いと自覚されているママは、陣痛に対して恐怖に近いものを感じていることと思います。
そんなママに、陣痛について痛みの乗り切り方をお話させていただきます。
この記事はこんな人におすすめ
- 陣痛に耐えられるか不安
- 陣痛の乗り切り方が知りたい
陣痛とは
陣痛とは出産が近づいてくると、赤ちゃんを外へ押し出そうとする子宮の収縮運動のことを言います。
子宮がぎゅっと収縮するときにおなかの張りや痛みが起こる陣痛発作と、痛みが治まる陣痛間欠を繰り返します。
陣痛には大きく分けて次の3つがあります。
前駆陣痛
出産の1か月ほど前から、不定期におなかが硬く張ったり、子宮が収縮して生理痛のような痛みが起こります。
ですが、その痛みは長くは続かず必ずしも分娩へ繋がるものではありません。
本陣痛
分娩に伴って起こる子宮の収縮で、前駆陣痛と違うのは、痛みの間隔が定期的に起こり、その間隔も徐々に短くなっていきます。
後陣痛
妊娠によって大きくなった子宮が、出産後通常の大きさに戻るときに収縮するために起こる痛みです。
後陣痛は産後3日から7日ほど続いて、一般的に経産婦さんの方が痛みが強いと言われています。
陣痛の前兆は?
妊娠37週の正期産に入るといつお産が始まってもおかしくはありません。
そうなると陣痛はいつくるのか、パニックにならず冷静でいられるのかと不安になりますよね。
陣痛は始まるときに前兆がありますので、知っておくと焦らずに対応できますね。
おしるし
陣痛の代表的な前兆として「おしるし」があります。
おしるしとは、分娩の前に子宮壁にくっついている卵膜が剥がれた際に起こる少量の出血のことを言います。
おしるしには個人差があり、おりものにピンク色の血液が少量混ざる程度であったり、生理のときように鮮血で量が多かったりとさまざまです。
おしるしが始まってから数日のうちに陣痛が始まると心しておくとよいでしょう。
おしるしはすべてのママに起こるものではなく、そのまま出産を迎えるママもいます。
破水
破水は赤ちゃんを包んでいた卵膜が破れて、羊水が流れ出ることをいいます。
通常は、陣痛の間隔が短くなる分娩中に破水することが多いですが、前期破水と言って陣痛が始まる前に破水が起こることもあります。
破水したら赤ちゃんやママの子宮に、細菌感染がおこる場合がありますので、すぐに病院へ連絡しましょう。
そのまま入院となり、自然に陣痛が始まることが多いです。
陣痛が始まったかもと思ったら
痛みの間隔が定期的に繰り返されるようなら陣痛が始まったのかもしれません。
陣痛の間隔を測って記録しておきましょう。
痛みがあるときを陣痛の「発作」痛みが治まり、次の陣痛が来るまでの間を「間欠」といいます。
陣痛の間隔を測るのは「発作+間欠」の時間です。
「陣痛きたかも」アプリを使うと簡単に時間を測ることができますよ。
病院へ電話連絡
陣痛なのかわからない場合でも、まずは病院へ電話をして指示をもらいましょう。
電話の際は次のようなことを聞かれることが多いです。
- 診察券を準備(登録番号などを聞かれる場合)
- 出産予定日
- 初産婦か経産婦か
- 痛みはいつからどのくらいの痛みか
- 痛みの間隔は何分くらいか
- 破水しているか
- 病院へ行くまでかかる移動時間
いつ何が起こるのかわからないのが出産です。
産婦人科は24時間365日対応していますので、迷わずに電話してくださいね。
シャワーや入浴を済ます
出産は半日から1日、またはそれ以上に時間がかかる場合があります。
その間お風呂に入ることはできませんし、冬でも結構な汗をかきます。
出産を終えてからもすぐにはお風呂に入れませんので、入浴して体を清潔にしておきましょう。
おなかが大きいので、足元に注意して入ってくださいね。
軽食をとる
初産婦の場合は陣痛が始まってから、産まれるまでに平均で12時間から16時間かかると言われています。
痛みのないタイミングで、軽食を食べてエネルギーを蓄えておきましょう。
陣痛の乗り切り方5選
陣痛の痛みを乗り切るために、試してほしい方法と痛みを和らげる方法を5つご紹介します。
未知の世界で恐いと思ってしまいますが、ママがリラックスした状態で臨めば、出産までスムーズに進みますよ。
事前にイメージトレーニング
経験したことがないことへの恐怖は、誰にでもあります。
ですが仕組みや流れを理解していれば、ある程度の不安や恐怖を和らげることができます。
母親学級に参加したり、助産師さんや医師からの話を聞きましょう。
陣痛がどのような感じで進んでいくのか、そのとき赤ちゃんはどんな動きをするのかを事前にイメージ。
そうすることで、陣痛が来ても落ち着いて行動することができます。
呼吸に意識を集中する
鼻から息を吸って、ゆっくりと細く長く息を口から吐きます。
息を吐くことに集中すると、陣痛の痛みが和らぎ赤ちゃんがスムーズにおりてきやすくなります。
また呼吸を意識することで、赤ちゃんにしっかり酸素を送ることもできます。
実際に呼吸法をやってみましょう。
自分にとって楽な姿勢を見つける
四つん這いになったり、あぐらをかいたり、横になり足を軽く曲げるなど自分にとって楽な姿勢を見つけましょう。
またパパや助産師さんにお尻や腰、背中をさすってもらうことで痛みが和らぐことがあります。
お産が進んで肛門が押されるような感覚が来たら、肛門を圧迫してもらうと楽になりますよ。
痛みのないときはリラックス
陣痛の痛みはずっと続くわけではありません。
痛みが治まったら、好きな音楽を聴いたりしてなるべくリラックスして過ごしましょう。
体を温める
体を温めることで血行が良くなり、痛みによって緊張して強張っている筋肉がゆるみます。
筋肉がゆるむと、うまく痛みを逃すことができますよ。
レッグウォーマーで足首からふくらはぎを温めたり、カイロなどで腰や足を温めてみましょう。
まとめ
痛みの感じ方には、個人差がありますが陣痛中ずっと痛みが続くわけではありません。
痛みのないときは、リラックスして体力を温存させてくださいね。
出産にはパパや助産師さんがついていますので、安心して臨んでください。
最後までご覧いただきありがとうございました^^